土曜日に近くで「秋祭り」があった.
またまた市民バンドの一員としてコンサートに参加したのだが,
今回は別の話題.
この祭では,
十数台の古い
トラクターが展示されていた.
理由は良くわからないけど,
場所が『Altersheim(老人ホーム)』だったことを考えると,
単純に年代物(者)つながりかなぁ?
と,最初見たときに思った.
しかし,ここで驚くべきことは,
展示されていたトラクターの全てが,
いまだにエンジンがかかり,
普通に走れるということだ.
一番古いものは,
1920年製造.この老人ホームに住む人が生まれた頃に製造されたのが,
まだ動くのがすごい.
展示されていたトラクター(1926年製造)
このトラクターもちゃんと動いていた.この古いトラクターが動く背景には,
大事に扱われてきたことは言うまでも無く,
(当然古い分,壊れやすくもあるので)
修理するための部分品が現存するということがある.日本では残念ながらこうはいかない.
古い機種の部品はメーカーでも製造中止になっていることが多い.
1920年というのは古すぎるにしても,
年代物(2,30年使われてきたような)のトラクターが,
現役でバリバリ仕事をしているのを見れば,
「古いものでも,直して使えるうちは使う」
というヨーロッパの気質(?)のようなものが見えてくる.
この精神は,
ぜひ私が見習うべきものだ(私は新し物好きなので・・・).
老人ホームの祭に古いトラクター
という図式は,
決して「古い=マイナスなイメージ」ではなく(そんな自虐ネタにするわけない),
お年寄りたちの
「現役こそ退いたが,まだまだやれるぞ!」
という気持ちの象徴としての古いトラクター.
私にはそう感じられた.いいわけ?フォロー?
日本であまり古いトラクターが活躍しているのを見かけないのは,
日本の農家がトラクターを大事に扱っていない(その場合もあるが)わけではなく,
水田という,
機械の嫌う水分の多いところで使われるという作業特性が,
その大きな理由の一つにあげられます.